運命の物件に巡り合うまで。まずは、何から始めればいいの?
イベントは、物件選びの基本を学ぶための「モチイエ女子を目指すマンション購入講座」からスタート!
事前に行った参加者へのアンケートによると、次のような疑問や質問が挙げられた。
○賃貸にお金を払うのはバカらしい気がします。やっぱり買ったほうがトク?
○35年ローンを支払い続けられるのか不安で、なかなか購入に踏み切れません。
○資産価値の高い物件の選び方は?
○結婚などでライフスタイルが変わった場合はどう対処すれば。
○新築マンションと中古マンション、どっちがおすすめ?
○実際問題、私の年収でマンションなんて買えるのでしょうか……。
そんななか、「まず考えていただきたいのは、購入予算についてです」と指南役である三井不動産レジデンシャルの守屋明日香さん。リアル“モチイエ女子”である。
「予算を決めなければ前に進むことができません。自分だけの理想の家を手に入れるためには、お金のこととしっかり向き合うことがファーストステップです」
ここでは「マンション購入には物件価格だけでなく諸費用が必要になる」ことや「月々のローンの支払い額は今の家賃を目安に考えてみると分かりやすい」こと、そして実は「過去を遡ってみると住宅ローンの金利は、今はものすごく低金利」であることなど、お金にまつわるレクチャーが行われた。
協力:東京・中目黒「吉次蟹蔵」 東京都目黒区上目黒3-9-5 プラージュメグロ303
TEL:03-3712-5211
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13189578/
居酒屋で働く年収250万円ちょっとの沼越幸さん(沼ちゃん)が運命の物件を探し続ける、ちょっと切なくも心温まるストーリーが新たな展開を迎えます! 果たして沼ちゃんは夢のマンションを購入出来るのか? 乞うご期待。
賃貸 or 購入? どちらがおトク? ライフプランで検証してみよう。
とはいえ、「ローンを組んでマンションを買うのはなかなか勇気がいる」という参加者の声が多かったのも事実。
「そんなときはライフプランから検証してみましょう」
これからの人生において、何歳でどんなことをしたいのかを整理し(ライフイベント表)、実際にかかる費用を算出していく(キャッシュフロー表)。人生やお金の流れを総合的に眺めてみることが大切だと守屋さんは言う。
「よく賃貸と購入ではどちらがトク? という話が出ますが、実際のところ、居住費の総額としてはあまり変わらないと言われています。ただ、購入すればそれは資産になりますから」
いま60歳まで生きている女性の約半数は90歳まで生きるとされている。けれど、年を重ねるにつれて金融資産は減少するのがおおよその相場。
「でも、マンションという資産をもっていれば将来的に売って代替することができる。これもマンション購入の大きな魅力の一つです」
これには参加者も「なるほど」と納得の様子だった。
※モチイエ女子web「私でも、マンション買えますか?」で、ファイナンシャルプランナーがもっと詳しく解説!
「三井のすまいモール」に相談してみよう。
新築分譲マンションだけでなく中古マンションや賃貸マンション、リフォームなど、あらゆるプロの視点から理想の住まいを探すお手伝いをしてくれる。もちろん住宅ローンの組み方からライフプランの相談にも幅広くのってくれるから気軽に足を運んでみて。
http://mitsui-mall.com
新築と中古。いずれも“自分にあった物件”を見極めることが大切だ。
さて、料理やお酒もほどよく進んで、女子会はアットホームな雰囲気に。
そんななか取り上げられたのは物件の選び方。「希望条件の優先順位を決めましょう。どのように暮らしたいか、そのイメージをもつことが大切です」と守屋さん。
通勤時間をできるだけ短くしたい、犬の散歩をしたいから近くに公園が欲しい、実家がある地元で暮らしたい、など具体的に思い描くこと。
さらに新築マンションか、それとも中古マンションにするか。これも悩みの種になりがちだが「それぞれにメリットとデメリットがあります。設備や構造は新築マンションが優位なものの、住みたい街が決まっているなら、物件数が多いのは中古マンションというふうに(※下表を参照)。どちらを選ぶにしても“自分にあった物件”を見極める目を持つことが重要です」
たとえば新築マンションを選ぶとき。高級家具やオプションで素敵に飾られたモデルルームでも、冷静な目をもち、部屋に何も置いていない“素”の状態をイメージすること。また中古物件なら耐震基準に大きな差があるため築年数をチェック。また日当たりや広さなどの住戸内はもちろん、共用部分の管理状況も重要なチェックポイントであるという。
「管理の質は、マンションの質に直結。資産価値にも大きく影響しますから」
【新築マンションのチェックポイント】
(1)新築は建設中で実際に見られないこともあるため、模型で建物の全体像を確認すること。もちろん、建設現地やその周辺環境を実際に見て確認することもお忘れなく!
(2)モデルルームは家具やオプションで飾られています。何もない状態をイメージしてみて。
(3)図面では分からない空間の広がりをチェック。部屋の隅の柱の有無や浴槽サイズ、バルコニーも。
【中古マンションのチェックポイント】
(1)築年数をしっかり確認。築年数によって耐震基準に大きな差が!
(2)日当たり、広さ、収納の大きさなど、部屋の四隅にカビがないかなど、住戸内も確認。
(3)共用部分の掃除が行き届いているかなどの管理状態をチェック。マンションの質は管理の質で決まる!
※モチイエ女子web「モデルルーム探検隊」で、物件選びに役立つチェックポイントを公開中!
資産価値の下がりにくい物件の条件とは?
そして話は、多くの参加者が注目する「資産価値」について。
資産価値を考慮して購入すれば、たとえば結婚して住み替えになった場合も、価値があまり下がらずに売買や賃貸に出すことができるというわけだ。
「資産価値を決めるポイントは大きくわけて2つあります」と守屋さん。
(1)立地
駅に近く、複数路線使えるなど交通利便性が高いこと。スーパーや銀行、病院などの施設が近くにあるなど、生活する上での利便性が高いこと。また住みたい街として人気があるなど、人が集まる魅力的な街であること。立地は資産価値に大きく影響を及ぼします。
(2)物件
断熱や遮音に優れているなど、住宅としての基本性能や耐震性が高いことや、共用施設の充実度など、快適な暮らしを支える居住性があること。入居者の管理や修繕に対する意識が高く、適切な維持管理がされているかどうかも大きなポイント。
「簡単に言えば、誰もが住みたいと思う物件は、資産価値が高いことになります」
※モチイエ女子web「ココが知りたい! モチイエキーワード」で、資産性の正しい意味を分かりやすく解説!
リアル“モチイエ女子”がその物件を選んだ理由とは?
さて、真剣に勉強しながらも、ゆるっと和やかに盛り上がる女子会も終盤に突入。
3名のモチイエ女子が登場して自身のモチイエを大公開! マンションを買った理由やどうしてその物件を選んだのかなど、リアルな本音を語ってくれた。
case1
“間取り”より“立地”で決めました。
それまで賃貸物件に暮らしていたAさん。十数年で一千万円以上払っていたと思ったら、何かもったいないと感じ、ちょうど友達も買ったと聞いて「じゃあ買っちゃおうかな」とマンション購入に踏み切ったとか。「当時、3物件ほど比較しましたが、実は購入したのは中でも間取りがもっとも悪かった一軒。その代わり最寄り駅まで徒歩2分で、さらに2駅3路線利用可能という好立地。外出好きな私には最高の物件で、3年目となった今でも快適に暮らしています」
case2
モチイエだからできる、こだわりの空間!
もともと家が欲しいと思っていたBさん。姪との同居話が持ち上がり、女2人で暮らすにはセキュリティーが大事であると新築マンション購入を決意。「私の場合は完全にインドア派。暮らしの空間を大切に考え、玄関に人感センサーをつけ、壁には季節ごとにアートシールを貼るなど自分好みにインテリアをアレンジ。自由にできるのもモチイエだからこそ。そうそう、バルコニーから2つの花火大会が見えることもお気に入りのポイントです」
case3
最近リノベしました! 進化するモチイエ
関西から東京に出てきたCさん。昨今の地震への不安もあって耐震性に優れたマンションを購入。「私の部屋は日々進化中。最近は洗面室に好きなタイルを貼って気持ちのいい空間にするなどリノベも楽しんでいます。でも変わっていくのは部屋だけではありません。賃貸の時は料理をしなかった私が料理をするようになり、人を招いてホームパーティーを開くまでに。住まいが変わると自分の行動も変わる。家には本当に不思議な力があるんだ、と実感しています」
※モチイエ女子web「教えて!イエモティーヌ」で、おうち訪問インタビューを掲載中!
イベント終了時、参加者から「私でもマンションが買えると思った」「私も自分だけの家が欲しい!」「これまで漠然としていたモチイエがぐっと身近なものになりました」という意見も。帰る際、モチイエ女子を目指す女性たちのどこか晴れ晴れとした表情が印象的だった。