現金、クレジットカードなどお金の出どころがバラバラだと、支出を把握するだけでも一苦労。でも家計簿を付けるなんて続かない……。そんなあなたにおすすめのマネー管理アプリを5つ紹介。すべて無料アプリです――。

家計管理、していますか? 私たちの母親世代で主流だったのは、ノート型の家計簿。でも、スマホやアプリが普及した今、手書きで金銭管理するのは面倒ですよね。

最近では、家計簿アプリや貯蓄アプリなど、スマホから使える便利なマネー関連アプリがたくさん登場しています。でも、いろいろとありすぎて、どれを選べば良いのか分からない……。そこで今回はキャリア女性たちに、現在実際に使っているおすすめマネー管理アプリについて教えてもらいました。

夫婦で使いやすい:Zaim

「我が家では『Zaim』を使っています。夫と家計を1つにして管理しているので、夫のスマホ、私のスマホ双方から、1つのアカウントに書き込めて、同期できるところが気に入っています」(29歳/カウンセラー)

食費や交際費、光熱費、エンタメ費など項目ごとに「月ごとの予算」を設定してから始めるのがZaimの大きな特徴。初期設定時から「ひと月の支出がこんなに多いなんて!」と気を引き締めて臨めそうです。夫婦で使いやすいのもポイント高め。

 
Zaim(iPhone/Android)価格:無料

ズボラさんでも続く:おカネレコ

「ただ入力するだけで、簡単に使える『おカネレコ』は良いですよ。選んだ理由はとにかくシンプルで分かりやすいから。最近はより高機能な家計簿アプリもあるとは思いますが、デジタル系に疎い私にはちょうど良いです」(33歳/不動産)

「利用歴は1年くらい。今までは支出のメモをつけて、年末に見返す程度でしたが、『おカネレコ』を使い始めて、きちんと管理できるようになった気がします。なんといっても入力が楽なのが、ずぼらな私でも続けられる理由の1つかも」(35歳/IT)

自称・面倒くさがりさんやズボラさんに人気だったおカネレコ。手間のかかる初期設定の必要がないのもうれしいですね。それでいて、出費管理をグラフでチェックできるなど、基本的な機能は充実しています。

おカネレコ(iPhone/Android) 価格:無料

レシートを写真に撮って支出管理:マネーフォワード

「けっこう長く『マネーフォワード』を使っています。クレジットカード使用分を自動的に追加してくれるのが大きな理由です。ポイント狙いでクレジットカードを利用することが多いので、収支の取りこぼしがなくて助かります」(29歳/Webライター)

「レシートの写真を撮るだけで支出管理ができたり、連携したネットバンキング口座の収支管理ができたり、利用項目を費目分類できたりと、欲しかった機能が満載なので、一途に『マネーフォワード』を使っています」(29歳/広報)

「自動」がキーワードで人気のマネーフォワード。連携した銀行やクレジットカード、携帯電話・スマホ、電子マネーの入出金などから、使ったお金を自動でカテゴリ分けし、家計簿を作成してくれます。

マネーフォワード(iPhone/Android) 価格:無料

キャラクターがかわいい:レシーピ

「『レシーピ』を使っています。難しくないので、面倒くさがりで、金銭面でしっかりしていない私でも続けられるかなぁと(笑)。月の食費や生活費、美容費、服飾費、病院代などをざっくりチェックしています」(30歳/メーカー)

かわいいキャラクターが印象的なレシーピ。費目別やお店に行く回数・金額、予算など、いろいろな分析軸を見て、自分の支出グセを把握できます。撮影して取り込んだレシートからレシピを提案してくれる機能も、料理をする時にありがたい!

 
レシーピ(iPhone/Android)価格:無料

中性的なデザインがいい:小遣い計

「2年ほど前からずっと『小遣い計』派。私は現金派なので、財布から出ていく現金の記録に特化したアプリを探していたところ、偶然見つけました。支出項目もざっくりしていて、細かく管理するのが面倒な私向きかなと。あまり女性っぽくない、中性的なデザインも好みです」(34歳/出版)

現在は、現金とクレジットカード払いの集計ができる小遣い計。あらかじめ月の締め日を設定しておくと、給与振込日などを起点にした出費管理もできます。とくにお金の出入りが多くなる時期には安心の機能ですね。

小遣い計(iPhone)価格:無料

どのマネー管理アプリを使おうか……とお悩みの女性は、上記の声を参考にしながら、ご自身のスタイルに合ったアプリを探してみてくださいね!