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八方よし"おいしい介護食"イノベーション
ウェルビーフードシステム 代表取締役社長 古谷博義氏
常食(写真左)をペースト状に砕き、再度成形したソフト食(同右)。味も見た目も寿司そのものだ。
鮭の西京焼き、南瓜のそぼろあんかけ等もソフト食に(写真上、下は常食)。ご飯はお粥状。「味を強めにしてあるので、『こっちのほうがおいしい』という人もいる」(川口さん)。おかず・菓子・ご飯・汁物を約2850種類提供しており、現在も菓子のモンブランを試作中だ。
1カ月に約5万食を配食するセントラルキッチン静岡。施設向けに加え、個人向けの配食を念頭に置いて設立された。
古谷博義 代表取締役社長
(写真右)●1949年、熊本県生まれ。73年東京経済大学卒業、74年古宝商事入社、77年代表取締役。82年ウェルビーフードシステムを設立、代表取締役に就任。左は川口尚宜専務。
食材をいったん調理してミキサーにかけ(写真上、中)、機能性の異なる数十種類のとろみ剤と調味料、水分などの配合量をそのつど調整し、個々のメニューを成形する。ガリも手づくりで(同下)。
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