発行枚数1億5000万枚超!利用シーン1位はコンビニ

電子マネーの発行枚数は年々増え続けており、2011年6月には1億5852万枚に達した。昨年10月時点の日本の総人口は約1億2780万人なので、今や国民1人当たり1.2枚の電子マネーを持っていることになる。

一口に電子マネーといっても、その形態は、単体型、クレジットカードとの一体型、モバイル型と様々で、比較的40歳代以下の年代が利用しているようだ。使っている場所は、おサイフケータイの場合コンビニが最も多く、次にスーパー、自動販売機や駅(切符・定期券)と続く。なかには病院やクリーニングショップで使われているケースもあり、いろいろなシーンで電子マネーの利用できる場所が広がっている。

<電子マネーの種類>
■カード単体型…利用するお店などによってポイントがつく。クレジットカードと組み合わせることでポイントがアップすることもある。
■クレジットカード一体型…クレカと電子マネー両方の支払いができるのでポイントの取りこぼしがない。電子マネーへのチャージでポイントの2重取りも可能。
■モバイル型…おサイフケータイで利用することで電子マネーのポイントがつくものもある。クレカからのチャージが便利。
図を拡大
電子マネー相関図

では、どんな電子マネーを持てばいいのか。電子マネー相関図を見るとわかるように、交通系、流通系とそれぞれ得意分野があるので、何でもいいわけではない。日々、どんなところで買い物しているのか、どんな交通機関を利用しているのかなど、自分のライフスタイルを振り返り、自分にとってお得な電子マネーを選んでほしい。

電子マネーとクレジットカードなどを組み合わせることで、より多くのポイントが獲得できる方法もある。電子マネーは知れば知るほど、得をするツールであることは間違いない。