地方在住のため塾には通わず、通信教育だけで最難関の開成中学校に合格した神童がいる。小学3年生のとき、全国テストで50位以内に入ったのがすべての始まり。途中、受験をあきらめようとしたこともあったが、母子は最後まで走り抜けた。その「育て方」とは――。
撮影=末木 佐知

四谷大塚の通信教育に入会したものの……

東京から遠く離れた地方在住のSくん(現中学1年生)は、「記念受験」にもかかわらず開成中学校、渋谷教育学園渋谷中学校という最難関校に見事合格し、現在は、県内にある中高一貫校の高等学校附属中学校に通っている。

小学3年生のとき、ほんの腕試しのつもりで受けた四谷大塚の「全国統一小学生テスト(全統小)」で全国50位以内に入り、東京で行われた決勝大会に招待されたのがすべての始まりだったと母親は言う。

公式メールマガジン《プレジデントFamily 中学受験部》毎週月曜好評配信中! 

公式メールマガジン「プレジデントFamily中学受験部」では、受験生家庭をサポートする情報を毎週お届けしています。そのうち「合格ママの知恵」では、本稿には掲載できなかったSさんの両親のサポート術を紹介しています。また、「医学部生が教える最強の勉強法」「志望校対策トラの巻」「塾選び/塾の上手な活用法」や、『プレジデントFamily』誌の厳選記事アーカイブもお読みいただけます。お申し込み月内は無料です。購読の詳細については、こちらのサイトをご覧ください。

《プレジデントFamily 中学受験部》のご入会のお申し込みはこちらから!→ http://chuju.president.co.jp/