イチ、ニノ、サン! と軽快な掛け声で行われる体操。日課としてラジオ体操を取り入れている企業もあれば、オリジナル体操を実施している企業もある。企業における体操事情について、健康サポート研究会代表の渡部鐐二氏に話を聞いた。

社内でラジオ体操を採用する企業は多い

日本人にとっておなじみの「ラジオ体操」。ラジオ体操を取り入れている企業が多数あります。2011年度に財団法人簡易保険加入者協会(現:一般財団法人)が神奈川県立保健福祉大学健康サポート研究会に委託して行った「全国建設業・運輸業関係企業におけるラジオ体操の普及状況調査」によれば、社内全体または一部の部署やイベント時で実施していると回答した企業は実に56.9%に上ります。

目的は健康維持と増進が主ですが、最近ではストレス解消として取り入れている企業も増えています。ラジオ体操を行う時間帯についての調査では、始業前が最も多い結果になりました。始業前が全員集合しやすいというのが主な理由ですが、事務など終日ほぼ同じ姿勢を続ける職場の方は、できればお昼や、おやつ休憩のときにもやっていただくと、血行が良くなりますし、頭がすっきりして最後までスムーズに仕事ができると思います。