家庭や家計のことで悩んだときに、どんな解決策をとればいいのか。評論家の本田健氏とファイナンシャルプランナーの深野康彦氏。2人の達人に、5つの「場面別」でアドバイスを求めた。第4回は「子供の出来が悪く心配」について――。(全5回)

※本稿は、「プレジデント」(2017年3月20日号)の掲載記事を再編集したものです。

【QUESTION】子供の出来が悪く心配

本田の答え:学校はやめさせる。浮いたお金で「これで人生を切り開け」

高学歴でなくとも生きる道はある

このプレジデント誌の読者は高学歴の方が多いと思いますが、別に高学歴でなくとも生きる道はたくさんありますし、経済的に成功することもできます。じゃあ、どうやってその道を探すか。塾も学校もやめさせて、その分の浮いたお金を子供に渡すこともできます。私立大学に通わせるお金があったら、どれだけの経験ができるかわかりません。商売を始めてもいいでしょうし、世界一周旅行に出かけてもいい。「おまえにも才能がある、このお金で見つけてこい」と言って送り出したとしたら、子供も真剣に自分の人生を考えると思います。

写真=iStock.com/Tomwang112

「そんなこと言って、あとで就職に失敗しないか、引きこもりにならないか」と心配する親御さんもいるかもしれません。ですが「好きなことをやれ」と言われたら、窮屈な部屋に引きこもっている暇なんてありません。多くは「勉強しろ、働け」と言われるのが嫌で、引きこもってしまっています。学校には行かなくていい、おまえの好きにしろ。それでいいんです。それでは親が寂しいというなら、「一週間に1度でいいから、『生きてるよ』とメールしてくれ」と頼んでみたらどうでしょうか。

「好きなことをさせれば、引きこもりにはならない」