共働き世帯が増える昨今、「家事代行サービス」の需要が増加している。昔の“お手伝いさん”のイメージとは違い、週2回掃除だけ、といった家事の中で手の回らない部分だけを補う形でも利用できる。

気になる費用だが、家事代行の専門業者の場合、1時間3000~4000円が相場だ。3時間なら1万円前後かかり、週1回、定期的に頼むと1ヵ月4万円前後とかなりかさむ。安く抑えたいなら昔ながらの家政婦紹介所に頼む手もあり、1時間1500円前後と半額になる。

さらにリーズナブルにというなら、地域にある「シルバー人材センター」に依頼するといい。地域のセンターに登録した60歳以上の高齢者を派遣する非営利サービスで、料金は1時間900円前後。難点は担当者でスキルに差があることだ。「全自動洗濯機を使ったことがなかった」「足元が覚束ない人が面接に来た」といった話もある。地域によっては留守宅での就業は受け付けず、空きがなければすぐに依頼できない場合もある。

どんなサービスを利用するにしても、立ち入ってほしくない部屋などは明確に伝え、現金や貴重品などは出しっ放しにしないこと。コミュニケーションを意識的に取り、感謝の気持ちを伝えることなども大切だ。よい仕事をしてもらうには依頼主のマネジメント能力も重要になる。

待機児童問題が深刻な中、ベビーシッターを利用する人も増えている。費用は1時間1200~1800円ほど。8~18時まで頼んだとすると、1日1万2000円~とかなりの出費になる。ただし、仕事で利用する場合に限り、公的な割引の制度があり、勤務先が導入していれば1700円のシッター割引券が利用できる。1世帯あたり1日1枚のみ、1ヵ月につき24枚までの利用が上限だが、活用しない手はない。自治体によっては育児支援としてシッター券が配布されるところもある。