自分の「深層」と対話・対峙して得る、気づき

人は誰しも迷って混乱してしまうときがあります。ただ、その混乱状況には、2つのレベルがあると思います。

ひとつは、「外側」に聞けばわかるレベル。つまり、誰かに聞けば正解や有効な戦略を知りうる可能性が高い。

もうひとつは、自分の「内側」と対峙し深く内省することで、ようやく対策が分かるレベル。比較的重大な混乱状況です。

例えば、次のような迷い・混乱に襲われたことはないでしょうか?

・自分はどう生きたいのか?
・自分を高めるためにはどうすればいいのか?
・人に動いてもらうためにはどうすればいいのか?
・家庭円満の秘訣は何か?
・何のために働いているのか?
・誰に貢献したいのか?
・次の世代に何を残したいのか?
・人生で最も大切にしたいことは何か?
・幸福度を高めるために何が必要だろうか?
・もっと大きな成果をあげるために何が必要だろうか?

こうした混迷に答えを出すには、前述した「深いレベルで内省」し、大きな気づきを得ることができるかどうかがポイントとなります。

なぜなら、私たち自身の中にしかこれらの答えやベクトルは見つからないからです。他人に聞いてもなかなかいいアイデアが出にくい。だから、自分の深層に眠る部分との対話が必要で、そこで生まれる気づきだけが答えを出していく唯一の手がかりとなるのです。