A案かB案か? いつまでも決断できぬ人の心理

人生を歩んでいると、誰しも迷うことがあります。例えば、下記のような状況に直面し、「決められない」という経験をしたことはありませんか?

・今の会社から転職したいが、本当にいいのか?
・この人と結婚していいのか?
・A案とB案どっちにしようか……どちらも捨て難い
・○○さんには、注視しないといけない。でもどんな言い方をしたら伝わるか……
・プレミアムコースにするか、バリューコースにするか、お金はないけれど良いものを買ったほうがいい気がするし……
・誘われた飲み会に行くべきか、自分の趣味を優先すべきか

こうした状況のとき「すぐに行動できない」「つい、先延ばしにしてしまう」という悩みを抱く人は少なくありません。

では、なぜ行動できないのか?

結論から言うと、「決断」ができていないからです。つまり、迷った段階で「止まってしまう」ことが最大の問題ではないかと私は考えています。

行動するためには、決断が必要です。今回は、3つの「決める習慣」をご紹介します。

【1:なぜ、決められないのか?】

通常、私たちは、「行くか行かないか」「買うか買わないか」といった判断を頭でしてします。しかし、本当は違います。決断は、自分のカラダの「3つのパート」の共鳴によってなされているのです。

3つのうち、どれか1つでも共鳴していないと、決断はできません。

3つのパートとは、頭(理屈のレベル)と、心(感情のレベル)と、魂(価値観のレベル)。要するに、自分の中には3人の「決済権者」がいると考えてみてください。この3人が全員納得して、初めてGOとなります。

この3つの決済権者の持つ権力の大きさには違いがあります。

一番権限が大きいのが、魂です。私たちは自分の大切にしたい価値観や信念とずれたことをしたり、そういった類の人と付き合ったりするのは気が進みません。それは、魂レベルが拒否しているからです。

次に、権限が大きいのは感情です。楽しいか、楽しくないか。楽しくない、ワクワクしないものを、「~すべき」と考えて感情をねじ伏せてもやっぱりうまくいきません。

最後は理性のレベル、つまり頭です。メリット・デメリットは何か、比較して何が違うのか、自分が求める条件との合致度はどれぐらいか、などと考えるパートです。ビジネスにおいてはこの思考プロセスが非常に重要となります。