結果を出し続ける人がしている「アンカリング」とは?

こうした例はみなさん心当たりがあるかもしれません。

「つい、忘れ物をしてしまう」
「いいことを聞いたのに、それを実践できない」
「悪いクセがやめられない」
「落ち込んだ時に気分を立て直せない」
「いい習慣が続かない」

今回はこのような日常の「あるある」場面で使えるひとつの技術「アンカリング」を紹介したいと思います。

1.よい「条件づけ」をすれば、いつでも引き出せる

アンカリングとは、心理学用語です。簡単に言うと、ある行動や心理状態を作り出すためのキッカケとなるものをつくることを言います。いわゆる条件づけです。

アンカーとは船を止めておく錨。

自分にとって好ましい行動や心理状態を自分の中の錨として持っておくことができればいつでも乗ることができるのです。すぐ動き出すことができるのです。

2.自分にとっていいアンカーを持つ

では、そのアンカーとなるものとは、どんなものか。例えば、映像、写真、言葉、音楽、動き、匂い、味覚などです。簡単にご説明しましょう。

【アンカー1 音楽】

オリンピック選手などアスリートは、最高のパフォーマンスを出すために心理状態をよくすることが結果を左右するポイントになります。

そのため、彼ら選手たちは、それぞれ勝負曲を持っていることが多いです。

体操の内村航平選手:AK-69『Flying B』
水泳の瀬戸大也選手:少女時代『Into The New World』
テニスの錦織圭選手:ONE OK ROCK『The Beginning』

この勝負曲というのはまさにアンカーです。

これらの音楽を聴くと気持ちが最高の状態になるように条件づけされているわけです。良い条件づけがアンカリングなのです。

勝負曲だけではなく、リラックスできる曲、心が浄化される曲、テンションが上がる曲など心の状態をつくるのに曲は、極めて有効的なアンカーになります。