「LINEスタンプで副収入」は本当に可能か?

LINEスタンプを出すと結構な臨時収入になるらしい、そんな話が聞こえてきながらもなかなか時間がなくて年月が経過。もはや遅いかもしれないと薄々感じながらも、今年の4月についに着手いたしました。

72歳の素人男性がエクセルでイラスト作成したシュールなスタンプが売れている、というニュースに少し希望を抱き、気持ちを後押しされました。

スタンプが売れたら設備投資も回収できるという希望的観測のもと、iPad proとアップルペンシルを購入。LINE Creators Marketに登録しました。そして描画作業をしてみて、こんなにスタンプを作るのは重労働だったのかと驚きました。

それぞれ感情表現など変化を付けた40個のイラストが必要で、さらにタイトル画像などでプラス2個。道のりは遠いですが、仕事の合間に1日3~4個ずつくらい地道に作成していきました。

さらに面倒なのが、PNGという方式で書き出す時、背景は透過にして、逆に絵の中の白い部分は透過にならないように細かくチェックしなければならないこと。「LINEスタンプの作り方」というテーマで結構分厚い一冊の本が出ているのも納得です。出している人は全てこの作業をやってきたのだと思うと、日本人のコンピュータスキルの向上に目を見張ります。

そしてやっと「イルカの守護霊」をテーマに42点イラストを揃えることができました。

LINEスタンプは出してから審査の時間もかかります。前は審査に出してから半年くらいかかったそうですが、今は人員が増えたらしく一週間前後で返事が来るようになりました。

しかし、「リジェクト」と言って、修正をリクエストされることも多いです。私も例にもれず、イラストの中の本の断面の白い部分が透過になっていたのと、誤字の直しを求められました。

あまり売れていないスタンプですが、その中でよく使われているものベスト3です。了解とかOKは会話の中で使われる頻度が高いとか。サードウェーブは意外でした。