悪い習慣をやめるのは難易度が高い

あなたには、やめたい「悪い習慣」 はありますか?  

「悪い習慣」といっても、いろいろな習慣があります。一般的にどんな「悪い習慣」があり、どれだけの人がやめたがっているのか、ランキング形式で見ていきましょう。

このランキングは、私が発行するメルマガに登録していただいている方にアンケートを取った結果です。100人の方からご回答いただきました。

Q あなたがやめたい「悪い習慣」は?(複数回答)

第1位:嫌なことを先延ばしする
     51人
第2位:ネットやスマホに依存している  43人
第3位:つい食べ過ぎてしまう      24人
第4位:夜更かしで寝不足になる     16人
第5位ムダ遣いをしてしまう      14人

あなたに当てはまるものはありますか?

良い習慣を身につけるよりも、実は悪い習慣をやめる方が難易度は高いものです。

「やめる」ための方法を今回と次回の2回にわたりお届けしましょう。

悪い習慣が生み出す悪循環

そもそも悪い習慣とは何か。悪い習慣とは、目先の欲望や誘惑に負けてしまい、長期的にみるとデメリットをもたら習慣です。悪い習慣は、連鎖して次の悪い習慣を生み出し、負のスパイラルで生活リズムを崩していきます。

例えばネットサーフィンのやり過ぎという、たった1つの悪い習慣が夜更かしを招き、朝寝不足で出社する。その結果、集中力が低く非効率な仕事になり、長時間の残業になり、夜食を2回も取ることになり、体重が増えていく。これが習慣として定着していくと負の生活習慣ができ上がっていくわけです。

悪い習慣はなぜやめられないのか?

3つの観点から、その理由を説明していきます。