苦手なあの人との距離を縮めたいと考えるなら、ぜひ、この法則を試してほしい。「出身地のDNA」を読み解けば、コミュニケーション上手になること間違いなし。これで、仕事も出世も恋愛も思いのままだ!

阿波商人気質が預金体質に変化

図を拡大
国内銀行個人預金ランキング

世帯当たり預金額1位の東京は誰でも納得する結果だが、2位はなんと徳島。このデータでは、ゆうちょ銀行の個人預金が計上されていないので、都市部に比べて地方の数字がやや低めになってしまう中での2位だから、徳島の高さは際だっている。

徳島といえば阿波商人。地元の特産品を大阪でさばいていたため、大阪商人的気質が強いのが特徴。近年は昔の積極的な商人魂は薄れ、「ムダな金を使わない」「目玉商品しか買わない」、借金ギライのガッチリ型に変化した。

4位の奈良や5位の富山は価格にシビアなところ、6位の香川は水不足に悩まされていたためストック志向が高い。逆に、預金額の少ない宮崎は金銭感覚に欠け、鹿児島や北海道はコツコツ貯めるのが苦手な土地柄。

【関連記事】
なぜ、埼玉県民は出世できないのか?
ゴマすり名人「東京では上司の出身地に注意せよ」
なぜ、福井が社長輩出率1位、徳島が女性社長1位なのか?
「日本は均質」「東京が中心」は思い込み
なぜ、静岡で富士宮やきそばが生まれ、山梨で鳥モツ煮が誕生したのか?