異国の人といい関係を築くには、言葉よりもハート。「世界中どこに行っても、日本語と身振り手振りでなんとかなる」とイモトさん。

それから、相手の習慣や文化を素直に受け入れることも大事で、とくに食事は、出されたものをとにかく一度口にしてみると、相手も心を開いてくれるという。ただし、時にはこんな困難に遭遇することもある。

アマゾンのある村でマサトというタロイモからつくったお酒を勧められた。見た目は日本のにごり酒のようだが、問題はその製法、おばさんたちがタロイモを口に放り込み、それをくちゃくちゃ噛んで自分の唾液とよく混ぜ合わせ、吐きだしたものを発酵させてつくるのだ。しかも、その製造工程の一部始終を見せてもらった後に「さあ、飲め」だからたまらない。

「目をつぶって飲みました。味は酸っぱい甘酒みたいで、決してまずくはありません。ただ、ときどきドロッとしたものが舌にからまると、これってもしかしておばさんの痰じゃね……」

イモトさん、さすがプロです。

なにはなくとも契約書

海外では自己責任が基本。とくに欧米ではバンジージャンプなど危険度の高いアクティビティーに挑戦する際には、「サービスは提供するけれど、事故が起こってケガをしても、最悪死んでもあなたの責任ですよ」という内容の契約書に必ずサインさせられる。日本ではまずないが、世界のデフォルトは間違いなくこちらなのだ。

ちなみにイモトさんイチ押しのバンジージャンプは、バリにある「火だるまバンジー」。背中に火をつけられた状態で下のプールめがけてダイブし、着水と同時にプールの水で火を消すという、なんだかよくわからないジャンプ。ただし、うまくプールに届かないと火が消えないので、ロープの長さを調整するため、本番の前に3回飛ばなければならないというから、完遂するにははかなり強い意志とそれなりの覚悟が必要のようだ。

※次回は7/30(火)更新予定

(撮影=よねくらりょう)
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