学びのすべては日記に通ずる

【古賀】わかります。私も勝手に生きてる人の様を見るのが好きです。そういう勝手さを、他人の書いた日記で読むのも楽しい。

鳥羽和久『「学び」がわからなくなったときに読む本』(あさま社)

【鳥羽】僕は古賀さんの本のおかげで日記の可能性に気づかされました。学びのすべては日記に通ずるといっても過言ではない。見たことをそのまま書くトレーニングが、生き方を全面的に変えていきますね。日記は、継続的な革命といっていい。

【古賀】よく「日記を書くコツはなんですか?」と聞かれるんですが、自分の生活のユニークネスを、使い古した言葉を使わずに自分で見つけた言葉で書く。これに尽きると思っています。

自分の文章はおもしろくないという人がいますけど、私たちは一人ひとり絶対にユニークな存在なんです。だからそれをそのまま書くだけ。ワークショップをやっても、みなさん本当におもしろい文章を書かれるので、訓練さえすれば誰でも書けるようになります。毎日書くのはラクじゃないけれど、書いてみると絶対におもしろいんです。興味がある人には、最近は「無理してください」ってよく言っています(笑)。根性でやる、その価値はあると思います。

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