話を絶対に遮らない

僕には、出会ってすぐの人には絶対やらないと決めているマイルールがあります。

それは、「話を絶対に遮らない」ということです。

会話の途中で話を遮ってしまう人は少なくありません。

会話において話を遮ると、相手は「この人は自分の話を聞いてくれない人だ」と心を閉ざしてしまいます。

せっかく相手が気持ちよくしゃべっているのに、それを邪魔するのは本末転倒です。

人は、感情の生き物だと言われます。感情が高ぶると、それが収まるまで一気に話し続けることも珍しくありません。

そんなときに、途中で話の腰を折ると、相手の感情を逆でし、さらに事態は悪化してしまうかもしれません。

コミュ力が低い人ほどマウントを取る

ですから、僕は多少理解できないことがあっても、話を止めることなく、うなずきながらすべての話を受け止めます。

そうすることで、「この人は、自分が感情的になっても、全部吐き出させてくれるんだ」という信頼感につながるのです。

コミュ力が低い人は例外なく、相手の話を取ったり、自分の話ばかりしたりします。無意識のうちに会話でマウントを取ってしまうのです。

田村淳『超コミュ力』(すばる舎)

「もっと相手の話を聞いてあげたほうがいいですよ」とアドバイスをして、「気をつけます!」と元気よく返事をしたにもかかわらず、また自分の話ばかりするという場面を何度も見てきました。

それくらい自身の会話のスタイルは癖づいているので、親しい人に「自分の話をし始めたら指摘して」などとお願いしてみることもおすすめです。

このように、会話は自分が話すのではなく、相手に話させるものだと胸に刻んでおきましょう。

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