「言いたいことが言えなかった」と思わせない一言

「聞ける雰囲気じゃなかった」「言いたくても言えなかった」という印象を相手に与えないように心がけましょう。相手の気持ちを理解しようとする態度を示すことで、相手は安心して話すことができるようになります。

いろふちゃん『「しない」人になりなさい 大丈夫。そんなに頑張らなくても』(KADOKAWA)

「何か困っていることはありませんか?」「~さんの味方ですから、何でも話してくださいね」と相手の状態に気を配ることで、相手に寄り添うことができます。

相手に対して要求するのではなく、「聞かせてほしい」とお願いする姿勢を持つと、相手は打ち明けやすくなります。自分が正しいと思っている場合でも、相手に上からものを言ってしまうことは避けましょう。対等な立場で話し合わなければ、あなたの意見は相手に伝わりません。話し合いは勝ち負けではなく、冷静にお互いの意見を尊重し合いましょう。難しい場合は、第三者を交えて話し合うこともおすすめです。

自分を中心にした生活ではなく、「しない」を軸に持ち、他人を大切にする生活に切り替えましょう。そうすることで人生が好転していくでしょう。

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