燃費性能が良く、サポート機能も充実

ヤリスの優れた燃費性能は、国土交通省「自動車燃費一覧」の最新版において第1位(36km/L)のお墨付きだ。そして、最高水準の燃費性能を誇りながら、走りも楽しめる1台になっている。新開発のTNGAプラットフォームを採用することで、従来のコンパクトカーよりも低重心で、上級車種に並ぶほどに高い操縦性や乗り心地が実現されている。

また、歩行者事故、正面衝突・車線逸脱、追突といった事故を未然に防ぐトヨタ独自の安全機能「トヨタセーフティセンス」を搭載し、高い安全性を提供している。スイッチひとつで駐車をアシストする「アドバンストパーク」や、カメラとレーダーで歩行者・自転車などとの接触を防ぐ「プリクラッシュセーフティ」など、運転に自信がなかったり、運転頻度が低かったりするドライバーでも安心して使いこなせるサポート機能も充実している。

「大胆に、活発に、そして美しく」をキーワードに、鋭い加速で弾丸のようにダッシュするイメージで創られた外観デザインも高く評価されている。優れたデザインという意味では、もちろん外観や内装のカッコよさや美しさは大切だが、使いやすさも重要になる。狭い道や駐車場でも運転しやすいコンパクトさ、荷物に合わせて床を下げて利用できるトランクスペース、飲み物・傘・靴などを置ける気の利いた収納の豊富さなど、使いやすいデザインが徹底されている。

トヨタ自動車プレスリリースより
トヨタ「ヤリス」

「ちょうど良さ」が選ばれる要因

ヤリスは全国のトヨタ販売店全店で販売されており、エントリーモデルから最上級グレードまでの幅広い価格帯、全15色のカラー展開、ガソリン車/ハイブリッド車/マニュアル車など、ユーザーが自由に選んで買いやすい点においても秀でている。コンパクトカーだけでなく、SUVやスポーツタイプまである充実ぶりだ。

ヤリスの燃費性能は確かに優れているが、それだけでユーザーから選ばれるほどの圧倒的な差が、ライバル車種と比べてあるとは言い切れないものだ。自動車として、何かひとつの要素で飛び抜けた強みがあるわけではないだろう。しかし、すべての要素がちょうど良くまとまっていて穴がない。その「ちょうど良さ」こそが、ユーザーから選ばれる要因になっている。