ユニフォームを着ることに旨味がない
低い年俸でも受けざるを得ないのは、コーチの枠という需要に比べて、コーチになりたい(再びユニフォームを着たい)という供給が多すぎるからなんだと思います。しかも、契約更改前の11月あたりからはクビと隣り合わせになるわけで、来季のことを考えて眠れなくなるコーチって多いみたいですね。
ちなみに、監督は年俸6000万円くらいの人もいるようです。以前は最低1億円と言われた時代もありましたけど、世知辛い世の中ですね。選手の年俸の相場は上がっているんですけど、指導者は厳しい現実なんです。
だいぶ話が逸れました。再びユニフォームを着ることの旨味のなさを考えた僕は、外の世界に飛び出しました。再び1億円プレイヤーになるまでに稼げるようになったのは、ズバリ、 馬車馬のように働いたから今がある僕のスケジュール帳は、おかげさまで引退後からずっと予定が埋まっています。野球解説、講演会、野球教室、YouTubeと、仕事がひっきりなしだったからこそ稼げた金額だともいえるでしょうね。