ノートは3冊用意してください。それぞれ、「エンジェルノート」「デスノート」「分析ノート」と名づけました。

エンジェルノートは、交際相手のいいところや素敵なところ、交際中うれしかったことなどを書きましょう。

デスノートは、交際相手のイヤなところを書き連ねてください。交際中に自分が負の感情を抱いたら、それも記載しましょう。人に言えないような言葉で罵っても可です。

分析ノートは、具体的な交際の記録、相手の考え方やスペック(学歴や年収や家族構成など)を書いてください。どんな宗教を信仰しているかなど、深い部分まで記録しておきましょう。

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結婚相手は自分にとって「妥当なのか妥協なのか」

3冊のノートは、結婚するかしないか迷っている人が、合理的判断を下すための資料となります。いっときの感情に流されるのではなく、ノートを確認すれば冷静な判断を下せるでしょう。

オタクは感情に流されると相手選びに失敗したり、結婚しても不幸になるケースがあります。結婚を意識したときは冷静になり、ノートに書き出してみてください。

加えて、私は会員さんに、3冊のノートとは別に自己分析用の「婚活ノート」(商標申請中)をお渡ししています。

婚活ノートには、子どもの頃にどんな習い事をしていたか、どんな部活をしていたか、どんなとき何に悩んでいたか、どんな未来を望むのかなど、ご自身のことを詳しく書いてもらっています。

自分を深く掘り下げて分析することで、結婚相手は自分にとって「妥当なのか妥協なのか」が見えてきます。

ここに挙げた3冊のノートに加えて、自己分析するための婚活ノートも用意すると、より婚活を合理的に進めていけるでしょう。

遊園地や花火には行かなくてもいい

交際が始まると、多くのカップルがどこにデートに行けばいいか迷います。男性は遊園地や花火など、インスタ映えしそうな、人がたくさん集まる華やかな場所を選びがちです。オタク男性も同様です。交際すると、「脱オタク化」が頭によぎるのだと思います。

ですが、女性の中にも、遊園地などの混雑する場所が苦手な人がいます。また、気心が知れた人ならまだしも、付き合って日が浅く、互いのことをよく知らない関係で、遊園地のようなデートスポットに1日拘束されるのは誰でもしんどいでしょう。

だから私は、最初のうちのデートは食事やお茶など短時間で終わらせるプランにし、少しずつデート時間を延ばすようにとアドバイスしています。

その間に、お相手が人が多いところは大丈夫か苦手か、華やかな場所が好きか、落ち着いた場所が好きかなど、リサーチを進めていきましょう。相手の趣味がわかれば、たとえばアートが好きなら美術館デートがいいのかな、などと想像ができます。