「義両親が原因の離婚」は避けられるもの

「義両親が原因の離婚」と聞くと、ひと昔前なら「義母のイジメに耐えかねた妻が家を出ていった」という関係に代表されるような、いわゆる「嫁姑問題」が大半だった。ところが10年以上前からその図式に変化が見られるようになった。

理由は「嫁世代」の女性の多くが社会に出て働き、自分に自信を持つようになり、美しくなれることを知ったからだ。仮に、義両親からイジメられるようなことがあっても、「じゃあ、別れます」と子供をつれてアッサリ離婚を決断するケースも増えた。

だからこそ、「義両親が原因の離婚」は避けられる時代になったともいえるだろう。別れたくないのであれば、「自分の親とは適度な距離を保って生活する」「配偶者と自分の親の利害関係は一致しないもの、と心得る」「場合によっては『卒婚』という形で義両親や夫と別居生活をするのもアリ」といった選択肢のなかから、離婚以外で自分らしく生きていかれるアンサーを見つけることもできるからだ。

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