大野を見限ったのか、未練を断ち切るためか
10月に文春の記者が沖縄の離島を訪れると、大野と彼女が夢見た土地には雑草が生い茂っていたという。
彼女は以前から、「これ以上、彼の負担になりたくない」といっていたという。大野が悩む姿を見かねて、彼女のほうから身を引いたそうだが……。
何やら封建時代の悲恋物語のようだが、本当にそうだろうか。そうならばなぜ、2人のプライベート写真が9葉も文春に掲載されたのだろう。
結局、事務所のいいなりで自立できない男を、彼女が見限ったのではないのか。
それとも、男への未練を断ち切るために、「大野の最後の恋」の証を公開したのだろうか。
週刊文春(12/31・1/7日号)によると、大野は文春が報じた後も、彼女と連絡を取るなど思いを断ち切れていないため、好きな酒に溺れているそうだ。
相葉雅紀だけは、4億円といわれるマンションで、8年前に知り合った女性と、夫婦同然の同棲生活を送っているそうである。
故・ジャニー喜多川がつくったジャニーズ事務所は、多くのアイドルを輩出したが、女性を幸せにする教育には“手抜き”があったのではないか。そう思わざるを得ない。
ネバーランドを出た彼らは、どうなってしまうのだろう
こうした報道を見ていると、ジャニー喜多川は、自分が見出したアイドルたちを子どものままに留め置いて、大人にしたくなかったのではないかと思えてくる。
ジェームス・マシュー・バリーの戯曲「ピーター・パン」に登場する国ネバーランドにしたかった。そこにいる間は、いつまでも子どものままでいるが、いったん外へ出ると、そこにいる時間だけ年を取ってしまう。イギリス版・浦島太郎である。
今年は「嵐」以外にも、手越祐也や山下智久など多くの人気タレントたちが退所していった。
彼らは、外の世界へ出て初めて、自分たちの本当の姿形に気付くのではないか。
だが、慌てて引き返そうと思っても、ジャニーズ帝国は崩壊してネバーランドもなくなってしまっているとしたら、彼らはどうするのだろう。(文中敬称略)