もともと神社本庁への求心力は弱く、一気にばらける危険性も

ただし今回の金刀比羅宮のように、全国の有名・有力神社がかつてない勢いで神社本庁から離れている傾向があるのは事実。かつ、「神道とは仏教やキリスト教のように、確たる教祖や教義があるわけではない自然宗教。もともと神社本庁のような組織への求心力は弱く、ばらけるときには一気にばらける危険性もある」(前出の四国の老宮司)といった懸念の声もある。

令和の時代は、神社界のまさに興亡の分水嶺となってしまうのか。

関連記事
創価学会幹部「池田大作名誉会長は生きている」…それを証明する驚きの事実
「西では極悪人、東では神様」平将門にみる日本人の歴史感覚
京都人が「祇園祭だけは、やめるわけにはいきまへんやろ」と話す深いワケ
創価学会と幸福の科学の対照的な感染対策「法話で免疫が上がります」
「アマビエだけではない」100年前のパンデミックを教える巨大慰霊碑の意味