スタート時、人をかきわけて前に行くのは危険!


ビギナーだからこそ守りたいマナー

スタートの整列はゼッケン番号順か、予想フィニッシュタイムごとに並ぶレースが主流です。正式タイムは号砲がなってからゴールするまでのグロスタイムですが、ファンランナーの場合は、自分がスタートラインを超えてからゴールするまでのネットタイムで考えるのが基本です。後ろからスタートするのは損だと前に行くのは危険ですし、周りにも迷惑です。大会によっては号砲がなってからスタートラインまでに20分かかるレースもありますが、焦らずにのんびりいきましょう(ただし、コース途中の関門の時刻は号砲が基準なので、この時刻は守らないとアウトになるので要注意です)。

タイムの目安はハーフの2.4倍。記録を気にしすぎずに

ビギナーには自分がどのくらいの時間でフルマラソンを走れるのかなんて予想、つきませんよね。でもハーフを走っておけば、そのタイムを2.4倍したタイムがフルのおおよその目安になります。コースや気温、体調などでタイムは大きく変わります。記録は気になるでしょうが、目標はまず楽しく完走すること。これを忘れてはいけません。

後半苦しくなってくると、周りの見知らぬランナーと不思議な連帯感が芽生えたり、沿道の声援に思わぬ力が湧くことも。これはランナーだけが味わえる特別な感動。この感動を一度味わったら、あなたもランの虜になること間違いなしです。