今の若者には珍しいほど勤勉で誠実な姿が見えてくる
振り返ってみれば、秋篠宮も、「このままでは納采の儀は行えない」「娘とはそのことで話し合ってはいないが、延期から2年になる2月には何らかの発表をしたほうがいい」と、苦言を呈してはいるが、やはり一度も、公に「この結婚は許さない」といったことはない。
母親の紀子さんも、娘の体調を心配してはいるが、やはり公の場で、この結婚に反対だと語ったことはない。
これまで報じられてきた「紀子さんは小室母子が嫌い」「美智子皇后(当時)も、2人を別れさせたほうがいいとお考えだ」というのは、ほとんどが宮内庁関係者や秋篠宮家を知る事情通らが語った、伝聞情報ばかりなのである。
そうした報道の中にも、いくばくかの真実はあるとは思うが、ハリー王子夫妻が、英国の王室担当記者が世界から「信頼の置ける情報源」とみられているのは「誤解」だと指摘しているように、その多くは「誤報」か「メディア側に都合のよい伝聞」ばかりなのである。
そうしたものを取り払って、2人の納采の儀延期以来の年月を思い起こしてみると、今の若者には珍しいほど勤勉で誠実な姿が見えてくるはずである。
非の打ちどころのないとまではいわないが、2人の婚約、結婚を祝うことに、私はいささかのためらいもない。
「眞子さまは小室圭さんを諦めない」
確かに、小室の母親と元婚約者との400万円をめぐるトラブルはまだ解決はしていない。この結婚問題に突き刺さっている棘である。
報道によると、小室の代理人である弁護士と、元婚約者の代理人との間で、もし払うとしたら、どういう名目にするのかを含めて、話し合いはストップしたままのようだ。
たかが400万円、されど400万円である。持てる者にはたかがという額であろうが、定職もなく、息子は大学へ留学している母親にとっては、重い金額である。
話し合いで解決するといったのだから、一時金としてできるだけの額を払い、後は小室圭が働いて返していくという形でまとめたらどうか。元婚約者のほうも、いつまでもゴネていると、カネではなく、この結婚を潰すことが目的ではないのかと勘繰られる。
以上のことから、私は、早ければ年内に結婚という発表があると考える。
小室圭と同じ年だから眞子さんは来年30になる。女心として、三十路までには結婚したいと思うのは自然であろう。