「大人の趣味」3つのポイント

「仕事一筋」もいいけれど、それだけでは人間の幅が広がらないのでは?

そんな懸念を持つビジネスパーソンは多いと思います。仕事以外の活動で器を広げる訓練をしてみましょう。

ポイントは3つあります。

①「目的」に応じて「手段」を選ぶ
②共通するのは「居場所」づくり
③予算を含め「無理なく続けられる」

例えば、①でスポーツ系を始めようとした場合、目的は「健康増進」(生涯スポーツ)なのか、ゆくゆくは「大会出場」(競技スポーツ)なのかで、選ぶ種目も変わります。

また、特に地域での活動は「職場とは違う人間関係」がベースになります。総じて女性は得意ですが男性は苦手。地域活動なのに「職業・社名・肩書」のマウンティングをちらつかせる人は、新たな世界でも孤立します。

②の「居場所」も欠かせません。将来、定年や退任で所属・肩書がなくなっても、趣味の活動は(1人で行う趣味であれ)自分の居場所となります。「仕事でへとへとになっても、趣味の仲間に救われた」と話す人もいます。

③の「無理なく続けられる」も大切です。例えば「寿司屋めぐり」を趣味にした場合、現役時代なら「これは」という店に行けても、年金生活になると厳しい。それなら定年後も続けやすいカフェやラーメン店がいいと思います。その点を踏まえて、具体的な趣味の選び方と事例を紹介しましょう。

ランニング・ウオーキングは、手軽に始められ、運動不足解消も期待できます。一方で、ピーク時に比べるとランニング人口は減っている(笹川スポーツ財団)というデータも。続かない理由は、例えば周辺に所属団体が少ないと仲間をつくりづらい、1人ならいつでもやめられる――というもの。

でも、1人でも続けやすい方法があります。それは「記録をつける」こと。最近はスマホの歩数計アプリやランニングアプリが充実、あらかじめ設定した目標値を超えると色が変わったりします。こうした機能を駆使すれば、心身を鍛えつつ1人でも楽しめます。