たとえば「誰からいつ資料を受け取り検討するか」「誰にいつ作業を頼むか」という時間を決め、付箋に書いて見えるところに貼っておく。それにより自分だけでなく仕事相手のスケジュールも「見える化」され、仕事の流れが格段によくなります。これを私は「段取りTO DOリスト」と呼んでいます。
スケジュール管理とメモのために愛用しているのがA6判の手帳です。紙の手帳ならPCと違って電池切れを気にしなくていいし、打ち合わせ中にメモするときもさっと取り出せて便利です。最終的には社内システムのカレンダーに予定を入力するのですが、その際は手帳に消せるボールペンで殴り書きした日程をスマートフォンで撮影して秘書に送り、入力してもらっています。
山下PMC取締役専務執行役員
1968年、水戸市生まれ。神戸大学大学院工学研究科建築学専攻修了。山下設計、大手生保を経て、2010年、山下PMC入社。18年から現職。著書に『ムダな努力ゼロで大成長 賢い仕事術』がある。