実際にやるとよくわかりますが、いざ現金を手にすると、お金のありがたみを肌で感じることに。支払うたびに目の前のお金が減っていくのがわかるので、お金を大事に使おうという意識も湧いてきます。

いくらお得でも、ビールは箱買いしない

1個あたりの値段が安くなる「まとめ買い」。同じものを安く買えて、得した気分になるでしょう。でも、結果的には消費量が格段に増えてしまう。これがまとめ買いの盲点です。

特にお菓子やアルコール類などの嗜好品は要注意。晩酌用のビールを箱買いしている方も多いと思いますが、たくさんあるとついつい「もう1本!」いってしまいませんか。

甘いものもアルコールも、摂取すると脳が快感を覚えます。途中で体がこれ以上必要ないというサインを出しても、脳がそれを無視してしまうんです。そんなときに買いだめしているビールがあれば、ついお代わりしてしまいますよね。

かけただけで、満足する教育費はいらない

私には2人の子どもがいますが、子どもに使うお金は、かなり安あがりです(笑)。教育費はいくらでも節約できるんです。そのためには「お金をかけると質のよい教育が受けられる」という思い込みを捨てることです。

最も活用しているのは、インターネット。オンライン英会話は自宅で先生の顔を見ながら受講でき、本場の英語が学べます。子どもが楽しそうにやっているのを見て、私も始めたほど。YouTubeは、子どもの教育に役立つ映像の宝庫。娘は予備校の授業のような動画を無料で見て、受験に役立てています。