43歳で貯蓄は5000万円でも「会社員を辞める気ない」

20代前半で500万円だった貯金額は、会社員の収入増加や不動産投資が順調なこともあって、43歳の今、5000万円に到達した。「元手」の資金があるだけに今後はさらに購入物件の額を上げることも可能だ。また、会社員の夫がいるので、自分は腹をくくり脱サラして不動産投資ビジネス一本でいくという手もあるかもしれない。

「プレジデントウーマン」(2018年8月号)

しかし、沙織さんは「会社員を辞めるつもりはない」ときっぱり言う。

「会社員と大家さん、両方やることで、リスクを補い合っていますし、そもそも今の会社員としての仕事にやりがいを感じているので、ずっと続けるつもりです。もちろん不動産投資も無理のない範囲で続けたい。お金を貯めるのは、夫や私に何かあったときに子どもが困らないようにしておきたいから。ただ、何か新しいことをしたいという思いは、いつもあります。もしかすると、まだ天職に出合っていないかもしれない。ですから今後、何か面白いことに出合ったときに、すぐに投資できるように、お金は貯めておきたいですね。貯金の目標額は特に決めていませんが、今後も今のペースで貯めていけたらいいなと思っています」

(写真=iStock.com)
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