金融機関による担保評価額によって利用できないことも

ただし、リバースモーゲージ型住宅ローンには下記のような注意点もある。

・不動産の立地や種類(戸建て・マンションなど)によってリバースモーゲージの対象にならないケースがある。
・金融機関による担保評価額が一定額以上でない(価値が低いと認定された場合)と利用できないことがある。
・融資額には上限があり、原則として自宅の担保評価額の50%または60%まで。生活資金は対象外。
・亡くなったときに売却するため、子どもにその不動産を残すことはできない。

結局のところ、家族に負担をかけないためにも、住宅ローンは現役時代に完済できるように、余裕のあるプランを心がけたい。

(写真=iStock.com)
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