これが「スキャンダル対処法」7カ条だ
今回の山尾さんのケースのように、スキャンダルが発覚し、完全否定できないときにどう対処するかを以下にまとめてみた。
1、 最も傷ついた者に対して徹底して謝罪。自分の保身を考えない。
2、 過去、同様の行為について他人を批判したことがあるなら、そのことも徹底して謝罪。
3、 謝罪会見のときにはかっこを付けず、自分の愚かさを率直に認める。かっこ悪いことをしたなら、かっこ悪さを前面に出す。
4、 不祥事の釈明会見は、時間無制限で対応する。
5、 一時しのぎ、その場しのぎの対応はしない。
6、 報道事実に完全な虚偽がないなら、そこはおおむね認めた上で、男女の問題の詳細は家族に語るべき問題であり公に語るべき問題でないことを強調する。
7、 普段から、自分も失敗するであろう問題で他人を批判しない。特に道徳性・人間性を持ち出して他人を批判しないよう心掛ける。
山尾さんは、相手男性と自分の家族に謝罪することは当然として、さらに同様の行為をした他人をこれまで偉そうに批判していたことを徹底的に反省し、批判した相手に対して心のからの謝罪をすることが重要になる。
※本稿は、公式メールマガジン《橋下徹の「問題解決の授業」》vol.71(9月12日配信)からの引用です。もっと読みたい方は、メールマガジンで!! 今号は《民進党・山尾志桜里さん不倫騒動で考える「スキャンダル危機管理7つのポイント」》特集です。