これだけED薬が普及して、週刊誌にヘア・ヌードがあふれ、ネットでは過激なエロ動画が簡単に見られるのだから、高齢者たちは夫婦でセックスを日々楽しんでいるのではないだろうか。
高齢者をひきつけるネットのエロ動画
『週刊現代』(7/22・29号)の「週現世代 夫婦のリアル『セックス白書』」によると、60代以上の夫婦では、「月平均3.74回 1回あたり25.11分」であるという。
これを多いとみるか、少ないとみるか。バイアグラ以前のデータが手元にないので比較はできないが、ほぼ週イチだから、やや少ないのではないか。
セックス記事に対する読者の反応はどう変化してきたのか。飯田編集長はこういう。
「影響という意味では、記事に対して一番手応えもあり、関心の高さを感じさせられたのが、無修正エロ動画の特集ではないかと思います。その昔、家庭用ビデオデッキの爆発的普及に、アダルトビデオが貢献し、一部では裏ビデオをおまけにつける販売店があったと聞きます。高齢者がスマホを使いこなすようになった原動力のひとつも、ネットの無修正エロ動画ではないか、と。その種の特集を組むと、まだよくスマホを使いこなせないような高齢者の読者から、どうやってアクセスするのか、少なからず電話の問い合わせがありますからね」
ここでもIT格差があるようだ。
不謹慎ないい方で申し訳ないが、これから医学が進歩して、60代、70代の女性でも望めば子供を産むことができるようになれば、この国の少子化問題はあっという間に解決するのではないか。
元気でセックスに強い関心を持っている高齢者や後期高齢者を活用してこそ「1億総活躍社会」だと思うのだが、いかがですかな安倍首相。