自己防衛としての「人による」
今回「人による」とコメントを書いた人が言いたかったのは、「とんでもなく感じの悪い大阪人は数多くいるぜ。オレの職場なんてクソったればかりだ」みたいな話なのだろう。或いは、大阪に行ってぼったくりバーで大金をスッた経験があるのかもしれない。そうしたことに対する個人的な不満や憤りを、「人による」という一見「大人な対応」で述べているにすぎない。ネットの匿名書き込みなんだから、最低限のマナーを守って自由に発言すりゃいいのに。
とはいえ、「大阪でぼったくりバーに遭遇したことがあるし、その店の連中は全員感じ悪かった。大阪人は信用ならない」などと書いたら、「店による」「大阪全体を悪く言わないで欲しい」と、その人もまた反論されてしまうので、自己防衛策としての「○○による」は、ネットでは優れているのかも。あくまでもネットでは。
誰かの意見に対して「○○による」と、したり顔で返してばかりでは、発展的、建設的なコミュニケーションなんて成立するわけがない!