都道府県別店舗シェアも大きく変動

今回のファミリーマート、サークルKサンクスの合併によって、店舗シェアは大きく書き換わった。8月までの全国ベースでの3社のシェアは、セブン-イレブンが43.6%、ローソン29.0%、ファミリーマート27.4%である。9月以降はサークルKサンクスがファミリーマートに加わるため、セブン-イレブンが38.1%、ファミリーマート+サークルKサンクスで36.6%、ローソンが25.3%となる。

さらに、都道府県別のシェアを見てみよう。次の地図は、2016年7月末の店舗数データを元に、もっともシェアの高いチェーンの色で塗り分けたものだ。セブン-イレブンが赤、ファミリーマートが緑、ローソンが青、サークルKサンクスが白である(出典:月刊コンビニ9月号)

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2016年7月末の店舗数データを元に、シェア1位のチェーンを塗り分けたもの。赤はセブン-イレブン、緑はファミリーマート、青はローソン、白はサークルKサンクス。8月31日以前が左、9月1日以降が右の地図だ(『月刊コンビニ』9月号掲載データを元に、筆者が作成)

目立つところでは、中部地区のサークルKサンクス陣地がファミリーマートに変わるほか、ローソン優位だった四国4県がファミリーマート優勢になる。ちなみに東京都はセブン-イレブンが長い間ナンバー1だった地域である。7月末の店舗数は、セブン-イレブンが2426店、ファミリーマートが2001店。しかしサークルKサンクスとの統合により、9月以降はファミリーマートは2614店となる。