「反省はしてるけど、反省文は出したくねぇんだ!」

〈その(1) 2016年9月29日 罪名:公然わいせつ 被告人:住居不定無職の男性(34)〉

起訴されたのは、東京都内のケータイショップ店内で女性店員に対して被告人が陰茎を示したという内容。

被告人は入廷して来た時からダルそうにしていて、被告人質問では非常に投げやりな態度なんです。

弁護人「調書には痒いから陰部を出したって書いてあるけど、痒くなかったら出してなかった?」

被告人「はい」

弁護人「でも女性店員に見せたのは何故ですか?」

被告人「前回捕まった時は警察に風俗行けって言われて行ったら金抜かれるし、どこ行ったらいいんだよ! 飲み行けばぼったくられるしよー!」

弁護人「今回お母さんに連絡取れて、今後についての手紙出しましたよね?」

被告人「出したけど、疲れちゃったんだよ……社会出てもゴミだし」

弁護人「今は住む所も仕事もないけど、生活保護の申請出してちゃんと生活やり直しましょうよ。反省してるって言ってたじゃない?」

被告人「反省はしてるけど、反省文は出したくねぇんだ!」

弁護人と上手くいってないのか質疑応答も上手くいかないんです。

この後検察官が懲役4月を求刑です。そして弁護人からの弁論。

弁護人「反省文こそ提出していませんが、被告人は深く反省しており……」

被告人「もういいんだよ!」

裁判官「静かにして下さい」

弁護人「しばらく連絡を取ってなかった母親とも……」

被告人「俺なんか社会戻っても同じだって! 疲れちゃったんだって!」

裁判官「これ以上発言すると退廷命じますよ」

被告人「退廷でいいよ」

裁判官「退廷」

と、ちゃんと会話になってる不規則発言での退廷命令パターン。ちょっと厭世的な言動をする被告人で裁判自体どうでもいいって思いがあったのかも知れませんね。