ひざ掛けを車の中に入れておくからと…

と語っていた。運転は飯塚氏に残された数少ない“現役”の仕事、最後の“我がまま”だったのか——。

「18日の昼3時頃、奥さんが赤と緑のタータンチェックのひざ掛けを持ってきたのです。『洗って車の中に入れておくから』って。まだ運転するんだ……と意外に思いました」(前出・クリーニング屋店主)

その翌日、飯塚氏は事故を起こしたのだった。

胸部に怪我を負った飯塚氏は現在、新宿区内の医療センターに入院している。捜査を担当する警視庁交通部は飯塚氏の回復を待ち、現場への立ち会いを求める方針だという。

「証拠隠滅や逃亡の恐れがなく、高齢のため身柄事件(逮捕)にはしない。過失運転致死傷の疑いで書類送検し、在宅起訴する見通しです」(捜査関係者)

松永さんの夫はこうコメントを寄せた。

「当たり前のように一緒に生きていけると思っていた大切な2人を失い、失意の底にいます。家族で静かにお別れしたいと思います」

足が悪かったにもかかわらず、運転をやめられなかった飯塚氏。幼い子どもとその母親の命を奪った罪はあまりに重い。

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