「髪質が悪いから、私の毛じゃ無理」? “髪の寄付”に必要なたったひとつの「条件」(操作イトウ)

僕の勤める美容室は、ヘアドネーションで知名度の高いお店です。まだ一般に認知されていなかった6~7年ほど前から活動に賛同し、人づてに “ヘアドネ”の輪が広がっていく様子をずっと見てきました。今や「ヘアドネーション」と聞けば、なんとなく意味を理解してもらえるほど浸透していると感じます。 

僕自身も会社の恩恵を受け、沢山のお客様をヘアドネーションしてきた経験があります。コロナ禍の去年であっても、お店には年間に400人以上の方がヘアドネーションをしにいらっしゃいました。 

今回はヘアドネーションについて、お客様から聞かれることが多い疑問や不安を解説します(ヘアドネーションのNPO法人、JHD&Cについてはコチラ)。

「髪質が悪いから、私の毛じゃ寄付できない」? 

「私の髪の毛で寄付できるの?」 

「髪質が悪いから、私ではできないよね」 

「若い人の髪じゃなきゃ、できないんでしょ?」 

「まっさらな髪じゃないといけないんだよね。もう何回もカラーをしてるから……」 

「白髪はダメ?」 

上記はたびたび聞かれる質問ですが、答えは「全部大丈夫」です。白髪染めを繰り返ししていても、ブリーチや縮毛矯正をしていても、パーマをかけていてもヘアドネーションに寄付することができます。条件は、31cm以上の毛束であることです。 

ただし軽く引っ張るだけでプツプツと切れたり、濡れるとビヨンビヨンに伸びる状態の過度なブリーチヘアに関しては、寄付することはできません。 

去年から、毛束はドナー様が送ることになりました 

今まで弊社では、集まった毛束を段ボールいっぱいに詰めて年に4回程度郵送していました。しかし昨年から美容室側が送るのではなく、ドナー(寄付者)様自身に送っていただくように変わりました。 

というのも、これまではドナー様から「私の髪、ちゃんと届いてますか?」と問い合わせがあると、沢山の段ボールをひっくり返して探すことになり、職員の手間を煩わせてしまっていたとのこと。JHD&CはNPO法人(非営利団体)であるため、必要以上に人手が掛かる作業を増やしてしまうのは、できるだけ避けたいことです。  

また、先の緊急事態宣言により毛束の受け取りや仕分けが滞っているそうです。毛束を自宅で保管し、感染状況が収まってから送ることをサイト上で呼びかけています。