このように、昔から英語になじんでいたということもあり、仕事に関しても私は海外志向が強かった。でも、いざ話そうと思っても、洋楽で培った英語だけではどうにもならない。そこで選んだのが、「ECC外語学院」です。

私は約2年間、週に1回レッスンに通い続けました。日本人講師のグループレッスンと、外国人講師の授業の2つを1日で受けていました。

ECCには多業種、様々な年代の生徒が集まる

グループレッスンの強みは、生徒同士でも会話をするため、相手によって話す内容が変わり、応用力が身に付くことです。さらに、ECCには多業種、様々な年代の生徒が集まる。異業種交流の場としても機能しており、知見も広がります。

また、英会話の授業とはいえ、わからない点があれば日本語で日本人の講師に聞くほうが理解は深まりやすい。細かいニュアンスの部分まで英語で表現するのははじめは難しく、「何がわからないのか」を伝えられない。その点、日本人講師が常にいるというのはとても心強かったです。

外国人講師の授業では、1対1で40分間、英語で会話をし続ける。逃げる場所はないので、とにかく言葉に出すしかない。よく言われたのは、はじめは文法を無視してでも伝えるのが大切だということ。相手がネイティブならば、ある程度はくみ取ってくれる。黙ってしまうのがいちばん困るというのです。むしろ、ネイティブの人自身も、文法を無視した表現を使うことが多い。それが生きた英語ということでもあります。

ECCで身に付けられる英語は、空手でいう型だと思っています。英語というのは、日本語ほど曖昧さがなく、型がほとんど決まっている。その型さえできてしまえば、覚えた言い回しや表現などをプラスしていくだけで、よりネイティブな感覚に近づいていく。土台がしっかりとあれば、あとはどんどん伸びていくだけです。

私はECCで英会話を習得し、20年の3月からアメリカに赴任することになりました。5年間は在住する予定なので、ドメドメ日本人であった自分がどれだけネイティブ化するのか楽しみでなりません。

洋書にネットフリックス。コンテンツを駆使しよう◎オンラインホテル予約サイト運営会社勤務 小林さん(仮名)

サイトで予約されたお客様のキャンセル、日程変更などの交渉を現地のホテルと英語で行う仕事をしています。

繰り返し読みこんだ洋書はボロボロ。
繰り返し読みこんだ洋書はボロボロ。

仕事上英語は必須ですが、留学をしたこともなければ研修なども受けたことがありません。

私が主に英語学習で使用したのは洋書の小説です。一冊につき5~6回、計50冊以上は読んだでしょうか。わからない単語、文法、スラングなどはいちいち調べずに、内容が理解できる範囲で飛ばし読みします。文脈から予想して覚えてしまえば、頭から離れにくい。専門用語、業界用語などでない限り、洋書を読みながら辞書を引くことはほとんどありませんでした。