新型肺炎の予防は「手洗い、うがい」だけで本当に大丈夫? コロナウイルスに効く“6つのポイント”(鳥集 徹)

肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。

2月4日現在、中国では感染者数が2万人を超え、死者が425人に達したと報道されています。しかし、本当はもっとたくさんの人が感染し、亡くなっているのかもしれません。

日本でも感染者は増え続けている

日本でも感染者が増え続けており、武漢からチャーター機で帰国した人を含めて20人と報道されています。幸いなことに、日本では軽快した人や症状のない人もいて、今のところ死者は出ていません。ですが、感染拡大阻止が上手くいかなければ、今後、中国のような事態に陥らないとも限りません。

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SNSでは武漢で撮影されたという、病院に放置されている死者や道端で倒れた人の姿を映した真偽不明の動画も流れてきて、恐怖を掻き立てられます。一方で、2003年に流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)や2012年に発生したMERS(中東呼吸器症候群)と比べて現時点での致死率は高くなく、冷静な対応を呼びかける専門家の意見もあります。

発症した場合の死亡率がどれくらいで、他のウイルスに比べてどれほど怖いのか。医学的な評価がしっかり定まるまで、もう少し時間がかかるでしょう。いずれにせよ、人の往来が激しいグローバルな時代です。日本でも新型コロナウイルスはすぐそこにある危機として、一人一人が感染予防に努めるべきだと思います。

厚労省が掲げる予防法は?

では、どのように予防すればいいのでしょうか。「新型コロナウイルス予防」と検索すると、トップに厚生労働省の「新型コロナウイルスに関するQ&A」というページがヒットしました。その問6「予防法はありますか?」には、答えがこう書かれています。

〈一般的な衛生対策として、咳エチケットや手洗い、うがい、アルコール消毒など行っていただくようお願いします〉

「え、たったそれだけ?」と思った人も多いのではないでしょうか。日本人の健康を守るべき国の最高機関としては、ちょっとあっさりし過ぎではないかと私も思います。