ネットのAV業者にも新規制

一、人の住居又は人の宿泊の用に供する施設において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業で、当該役務を行う者を、その客の依頼を受けて派遣することにより営むもの
二、電話その他の国家公安委員会規則で定める方法による客の依頼を受けて、専ら、前項第五号の政令で定める物品を販売し、又は貸し付ける営業で、当該作品を配達し、又は配達させることにより営むもの 

もうひとつ新たに設けられたのは「映像送信型性風俗特殊営業」である。

定義は「専ら、性的好奇心をそそるため性的な行為を表す場面又は衣服を脱いだ人の姿態の映像を見せる営業で、電気通信設備を用いてその客に当該映像を伝達すること(放送又は有線放送に該当するものを除く。)により営むものをいう」となっていて、一般的にはインターネットを通じてポルノ映像を販売する業者を指している。

こうした業者は寡占状態であり、アダルトビデオ・DVD販売の減少につながっているとされている。

90年代に大流行した“テレクラ”も

2001年の改正では、性風俗特殊営業に「店舗型電話異性紹介営業」と「無店舗型電話異性紹介営業」が新たにカテゴリーとして設けられる。これは当時、利用者間のトラブルが社会問題化していたテレホンクラブを規制しようというものであった。

9.「店舗型電話異性紹介営業」とは、店舗を設けて、専ら、面識のない異性との一時の性的好奇心を満たすための交際を希望する者に対し、会話の機会を提供することにより異性を紹介する営業で、その一方の者からの電話による会話の申込みを電気通信設備を用いて当該店舗内に立ち入らせた他の一方の者に取り次ぐことによって営むものをいう。
10.「無店舗型電話異性紹介営業」とは、専ら、面識のない異性との一時の性的好奇心を満たすための交際を希望する者に対し、会話の機会を提供することにより異性を紹介する営業で、その一方の者からの電話による会話の申込みを電気通信設備を用いて他の一方の者に取り次ぐことによって営むものをいう。

店舗型のテレホンクラブに対しては、他の性風俗関連営業と同じように、保護の対象地域から200メートル以上離れていなければいけないと規定されている。無店舗型としては自宅の固定電話や携帯電話を利用したツーショットダイヤルのサービスが挙げられる。