STEP 3 ●15分
詳細を検索するように見る

頭に残った言葉や、うろ覚えを明確に

3回目は本の中でよく使われている言葉や気になった部分、うろ覚えになっているところをクリアにしていきます。あいまいになっている箇所の内容を検索するように進めてください。2回目に付せんを貼った人は、そこをチェックしても構いません。

イラスト=itabamoe

このとき大事なのが、なるべくスピード感を持って速く探すこと。うろ覚えだったことをただ確認する作業だけで終わらせないために、探すときはスピードを優先してください。気になっている部分を見つけたら、その後は無理に速く読む必要はありません。普通のスピードで該当部分や周辺の文章を読み、理解を深めましょう。

また、「探す→クリアにする」というステップは、長くても15分以内に終わらせることを意識して。気になったり、忘れてしまったりした部分は何回でも見直してよいのですが、時間を決めて短時間で集中したほうが記憶も新しく、内容が頭に残りやすいからです。

ここまでのステップをやり終えたうえでまだ余裕があったら、翌朝の通勤時間などにもう1度同じ本を読み返してみましょう。文章をじっくり読むのではなく、内容を確認するだけで記憶への定着度合いが変わってきます。

角田和将(つのだ・かずまさ)
Exイントレ協会代表理事
速読を学び始めて8カ月後に、日本速脳速読協会主催の2010年速読甲子園で準優勝。翌月開催された特別優秀賞決定戦で速読甲子園優勝者を下して日本一になる。現在はさまざまな分野において速読を生かした研修、指導を行っている。近著の『速読日本一が教える すごい読書術』(ダイヤモンド社)はベストセラーに。

構成=福田 彩 撮影=宮本信義 イラスト=itabamoe