「沖縄めんそーれフェスタ」に登壇
5月25日から6月3日までの10日間、東京・池袋で「サンシャインシティ 沖縄めんそーれフェスタ2018」が行われた。沖縄の飲食や音楽、伝統芸能などが集結するイベントで、開催は今年で10年目だ。
屋外の特設会場にはビアガーデンもあり、沖縄名物「オリオンビール」の生ビールが500円で提供され、たくさんの人でにぎわった。とりわけ前夜祭では、元ボクシング世界王者の具志堅用高さんや、沖縄出身のダンスグループMAXが「琉装」(沖縄の伝統的衣装)で登場。歌やトークで会場を盛り上げた。
この前夜祭でMC(司会進行)を務めたのが、上條恵奈美さんだ。
上條さんは9年前、大学生のときに「オリオンキャンペーンガール」に選ばれ、1年間、オリオンビールの“広告塔”を務めた。当時、沖縄での知名度は相当高かったはずだ。その後、MCやリポーターなど、さまざまなイベントで活躍。現在は一般社団法人シャイニングの代表理事として、トップアスリートのマネジメントやMC人材の派遣、スポーツイベントの企画などを手がけている。
水着姿のキャンペーンガールから人材マネジメントの世界へ。上條さんは、なぜキャリアをステップアップさせることができたのか。その背景を探った。
“オリオンの後輩”ともイベントで同席
「めんそーれフェスタでは、“オリオンの後輩”であるMEGUMI(前黒島萌)さん、KOTONO(山川古都乃)さんと一緒にお仕事をしました。2人とも、初めての東京出張に興奮しつつ、楽屋で商品の知識を必死にインプットしていたのが印象的。ステージで私がマイクを向けると堂々と応えてくれて、一生懸命さがすてきでした。昔の自分を思い出し、キャンペーンガールを卒業する時にどう成長するのかな、と思いました」
こう話す上條さんが、キャンペーンガールの世界に入ったのは、さまざまな偶然が重なったからだった。