【佐々木】ウチにも「女性派閥」がありますよ。私を最下層に、子どもの年齢順でエラさが決まる派閥が(笑)。あまり関わりたくないんですけどね。

【伊藤】かといって男性と群れていると女性陣に疎まれるから常に「八方美人」でなくちゃいけない。

【岡村】そのうえ、「男並み」に働こうと思ったら、男以上に長時間働かないと追いつけない。

【佐々木】私も独身の時は、1日16時間くらい平気で働いていました。今でも、帰宅後、授乳中や子どもを寝かしつけた後にパジャマ姿で深夜1時、2時まで働いていますけどね。ワーママ社員には、ランチ抜きで頑張る人も珍しくない。

【伊藤】大変! でも、女性はここまでやっても、いざ出世すると「このご時世、女性だから昇進できた」なんて言われちゃう。

【岡村】「げたを履かされてる」ってね。でも、私はたとえげたを履いてでも昇進したが勝ちだと思う。役割が人をつくる側面は大きい。

【佐々木】女性は将来、頑張っていれば自然と上に行けると思う。だって、男性は敵とすぐ戦っちゃうけど、女性はフレキシブルでしょ。この変化の時代、柔軟な女性のほうが適応力があるもの。

【一同】同感です!