Paris

ポンピドゥーセンター最上階からのエッフェル塔の眺め
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ポンピドゥーセンター最上階からのエッフェル塔の眺め

次にビジネスマンの方に人気の場所と言えば、やはりパリでしょう。ルーブル美術館、駅舎を利用したオルセイ美術館などが代表格です。しかし現代アートではやはりポンピドゥー・センター(Centre Pompidou)が一番です。(正式名称はジョルジュ・ポンピドゥ国立美術文化センター(Centre National d'Art et de Culture Georges Pompidou)。

2000年にリニューアルしたポンピドゥー・センターは、約100カ国からアーティスト5000人もの作品を集め、所蔵作品総数5万8000点とヨーロッパ最大となっています。リニューアル後は非常に見やすく明るくなりました。1977年に建てられた建物を担当したのは、関西国際空港の建築で知られるレンゾ・ピアノとリチャード・ロジャーズのコンビ。完成した直後は「ダクトが外に付いているみたいで美しくない!」と大きな批判を浴びましたが、30年も経つと見なれてくるらしいですね。エッフェル塔も出来た頃はさんざんな言われ方をしたのでポンピドゥー・センターも同じ運命かもしれません。

ポンピドゥーセンターのコレクション風景
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ポンピドゥーセンターのコレクション風景

改装によって見やすくなったフロアの4階と5階ではコレクションの現代アート、6階では企画展が開催されています。現代アートコレクションは1906年以降の抽象的作品の創成期から現在までがコレクションされていて、キュビズムの重要な作品やシュールレアリズムからバウハウスの家具コレクションまで多岐に渡るコレクションがあります。

また最上階にはレストラン・ジョルジュがあり、ここからのパリの風景は最高です。エッフェル塔も見えますし、パリが建物の色や高さを制限して、歴史ある美しい街を保っていることが一目瞭然です。さらに夜は輝く夜景が楽しめます。

あまり知られていないのですが、ポンピドゥー・センターの1~3階には公共情報図書館があります。蔵書は35万冊で、だれでも無料で登録の必要もなく利用が可能です。ポンピドゥー・センターはPCのフリースポットとなっていますので、自分のPCを持参して繋げたい時には本当に便利で、助かります。ビジネスマンの方の中には、パリのホテルで通信費を請求されたことがある方もおられるでしょう。ぜひポンピドゥー・センターのコレクションを見たついでに、メールのチェックもしてみてください。