いきなり保育園を検索してはいけない

申込みが集中するため、4月入園の申込みは前年の11月、12月ごろから受付を開始する自治体が多くなっています(4月入園以外は、前月の中旬までの申込みでOK)。そのため、秋ごろから「保活」を始める人は多いでしょう。

「保活」の第一歩は、役所の基本情報をとるところから始めてください。

いきなりインターネットで保育園を検索してはいけません。

インターネット上には、さまざまな保育施設のPRがありますが、それだけ見ても、認可か認可外か、認可外でも自治体の補助金を受けているのか受けていないのか、それらの何がどう違うのかなど、基本的なことがわかりません。

また、公立保育園などはあまりPRしていないので、検索にヒットしにくいでしょう。

というわけで、まずは基本情報として、役所が発行する「○○市 保育園入園のしおり」などを入手することをお勧めします。しおりには、公私立の認可保育園の入園資格、手続き、入園選考の方法、保育料などが解説されているほか、地域の認可保育園・助成を受ける認可外保育園・保育ママ・認定こども園などのリスト(所在地・受入れ年齢・保育時間等の個別情報)が掲載されています。市町村の担当課(保育課など)や出張所、保育園や子育て支援センターなどで入手できます。市町村のホームページでもダウンロードしてもよいでしょう。