姫野 カオルコ(ひめの・かおるこ)

姫野 カオルコ
作家
1958年、滋賀県生まれ。90年、スラップスティック・コメディ『ひと呼んでミツコ』で単行本デビュー。一見幸せな結婚の実態をシニカルに描いた『結婚は人生の墓場か?』、介護生活を送る人の心の澱をすくいとった『もう私のことはわからないのだけれど』など幅広い作風で男女を問わず熱烈に支持される。『受難』『ツ、イ、ラ、ク』『ハルカ・エイティ』『リアル・シンデレラ』は直木賞候補作。デビュー以来「アイスクリームやシュークリームが嫌いな女性もいる」と小説やエッセイを通じて訴えている。