増える教育費、増えない年収……、そんな生活を乗り越えるのに、子供の笑顔を犠牲にしていいのか。「パパはケチ」などと言わせない、豪華だけどお金のかからない欲張り計画を大公開!

東日本大震災を経験した私たち日本人は、もう一度どうやって災害から身を守るかを考えなくてはならない。

東京都墨田区にある横網町公園は、関東大震災の慰霊堂がある。東日本大震災後、改めてベストセラーになった吉村昭著『関東大震災』には、「東京市で最も悲惨な光景を呈したのは、本所区横網町の被服廠跡(現在の横網町公園)で(中略)推定約3万8千人という死者を生んだ。この数字は、関東大震災による東京市の死者の55%強に達する」とある。実際に、2人の子どもにこの個所を読み聞かせ、横網町公園に連れていったという会社員は、「普段は、私の言うことなどまじめに聞かない息子たちも、さすがに神妙に私の話を聞いていました。特に、炎が地を這うように襲いかかり、烈風で人が空中に巻き上げられていく様子を話したときには、信じられないといった表情をしていました」。

東日本大震災では、津波が大きな被害をもたらした。しかし、都市災害でもっとも恐れるべきは、火災であろう。普段はただの公園でも、親の言葉がけ1つで、絶好の学びの場所になる。家族の命を守るためにも、家族みんなで防災意識を高め、いざというときにどう行動すべきかを確認したほうがよい。

防災意識が高まったところで行きたいのが、東京都江東区にある「そなエリア東京」だ。東京臨海広域防災公園内にあり、東京ビッグサイトにもほど近い。ここでは、生死を分けるといわれる「地震発生後72時間」の生存力を身につける、体験学習ツアー(無料)に参加できる。このツアーは実際の街並みが再現されており、リアルな被災体験ができる。

一番大きな被害になると予想される、真冬の午後6時ごろ、東京でマグニチュード7の直下型地震が発生、という体験ができる。学習ツアーは、駅ビルのエレベーターに乗車時に被災する。まずはエレベーターを降り、想定される停電による暗闇と、地震によって発生した火事による煙を体験。視界の悪い状況ですばやく行動することが求められる。

無事建物を出ると、今度は被災した街にたどり着く。被災した街は、傾いた電柱や火事の家、「助けてくれ」といううめき声や倒壊した建物など、かなりリアルに再現されており、はっきり言って怖い。街頭ビジョンではアナウンサーが「冷静な対応を」と呼びかけていて、臨場感もある。

「実際に地震が起きたら、自分も冷静に対処できるかわからない。一緒にいられればまだいいけど、平日なら親子離れ離れ。子どもには自分で自分の身を守れる能力を身につけてもらわないと」(40代専業主婦)と話す表情は、真剣だった。

館内には世界の防災グッズの展示コーナーや、防災映像のライブラリー、ミニシアターなどがあり、さらに地震や防災に関する理解を深めたいという家族におすすめだ。時間があるのなら、外へ出て体を動かすことも可能だ。

「そなエリアは、通常は防災学習ができる施設ですが、首都直下地震などの大規模な災害発生時には、現地における被災情報のとりまとめや災害応急対策の調整を行う『災害現地対策本部』となります。サッカーボールなどの遊具を無料で貸し出しているので、ぜひご家族で来ていただけるきっかけにしてほしいですし、ぜひ館内にある本物のオペレーションもご覧になってください」(そなエリア副センター長の山崎純一さん)

サイゼリヤで100円ワイン

週末を家族で楽しく過ごし、ヘトヘトになっているお母さんに家に帰って食事をつくれというのも酷な話だろう。

どこかで食べて帰ろうと考えたとき、激安の定番は「イタリアンレストラン・サイゼリヤ」だ。マルゲリータピザが399円、目玉焼きや温野菜が添えられたハンバーグステーキが399円、どんなに食べても1000円を超えるのは大変だ。さらに頑張ったお父さん、お母さんは、ぜひ、1杯100円のワインと370円のグラッパ(イタリアの食後酒)を堪能あれ。とりわけこのグラッパは、サイゼリヤの会長・正垣泰彦氏が、こんなものまで置いているのか、とお客をびっくりさせようとした商品なのだ。

家族と過ごす休日を充実させる秘訣は、親子間の深いコミュニケーションに尽きる。そのために、潤沢な資金が本当に必要なのか、家族で話してみるのもいいだろう。