「2NN」「はてブ」で流行をつかむ

たとえば企画書を書くとき。

「この企画、絶対ヒットする」と思っていて、あとはどう上司を説得するかという場面。

もしあなたが食品会社の商品開発部にいて、新しい冷凍食品の企画を思いついたとしましょう。こんなとき、グーグル検索術が大活躍します。

「冷凍食品 あったらいいのに」。まずは検索窓にこう打ち込んでみてください。おそらく膨大な数のウェブサイトが表示されるでしょう。きっとあなたのアイデアと同じことを考えている人も見つかるはずです。

検索結果の上位100ページをすべてチェックしてみる。すると、同じアイデアを考えていた人が35人もいた。そうしたら、「検索結果上位100ページ中35人がこの商品を待っています!」と企画書に盛り込みましょう。グーグルを使えば、簡単に消費者調査ができるのです。

この方法は応用できます。「自分が関係している商品」と「人がそれについてどういう形で書くかの予測」を組み合わせて検索してみてください。

まだ詳細は言えませんが、いま私はあるCMの制作に関わっています。登場するのは超有名スポーツ選手。以前ネットで大きな話題になった彼の1枚の写真がモチーフになっています。この選手の名前と、写真に出てくる小道具で検索すると、出てくる結果は30万件以上。こうした数字をクライアントへ見せ、「このCMはネットの口コミで必ず話題になります!」と説得材料にしていくのです。

ネットは消費者の反応や関連する話題を仕入れ、情報を深掘りするときに力を発揮します。トレンドをつかむために、私は次のサイトをよく利用します。

まずは「2NN」(http://www.2nn.jp/)。このサイトを見ると、掲示板サイト「2ちゃんねる」の書き込み速度が速い話題を知ることができます。つまり、みんながいまこの瞬間、何を必死に語っているかが、このサイトを見れば一目瞭然です。

ツイッターに投稿されたつぶやきのまとめサイト「togetter」(http://togetter.com/)のランキングや、ブックマークをネット上で公開し、共有するサービス「はてなブックマーク」(http://b.hatena.ne.jp/) も参考になります。