幸い、日本人はまだお金を持っています。「戻ってこい。再教育してやる」という大学の声に応えるファイティング・スピリットさえあれば、そしてとことん三十代、四十代が力をつければ、大学ばかりでなく、日本の社会全体が変わってくるでしょう。

実際、三十代、四十代の日本人にはアメリカの十代、二十代に匹敵するファイティング・スピリットを持ち、「まだこれからやるぞ」と思っている人が多い。高齢化社会とは言葉を換えれば長寿国ということであり、日本人は三十代でもまだ人生の折り返し点より手前にいるのです。少子・高齢化だといってガックリしているひまがあったら、長寿国であることの利点に目を向けるべきです。